創業1976年。地域に根ざし、技術で未来を築く。
私どもKDK株式会社は、1976年の創業以来、49年間、金属加工と板金の技術を磨き、歩んでまいりました。長年にわたり培ってきた熟練の技術は、単に「もの」を作るだけではありません。それは、私たちが暮らすこの地域社会への貢献、そして未来への責任の証です。
熊の「悲劇」を断ち切るために。技術は「共存」のために。
しかし、近年、私たちの心に深い影を落とす問題が浮上しています。それは、深刻化する熊の出没です。
この問題は、私たちが活動する北海道において、もはや山間部だけの問題ではなく、街中や住宅地でも身近な脅威となっています。そしてこの傾向は、今や全国的にも看過できない深刻な社会問題へと広がっています。
度重なる人身被害、農作物への深刻な影響、ついには自衛隊が出動するという事態に発展しました。私たちは、この状況の根源に注目しました。
一度、人里のゴミの味を覚えてしまった熊は、繰り返し人里に降りてきてしまい、結果として「駆除」の対象となってしまうという悲劇的な連鎖です。
私たちは考えました。この悲劇を断ち切る最も有効な方法は、熊を人里に引き寄せる原因そのものを排除することではないか。つまり、人間の生活圏と熊の生活圏の境界線となる「ゴミステーション」を守ることこそが、真の共存につながるのではないか、と。
私たちの最終的な目標は、かつてのように安心して生活できる日常を取り戻すことです。楽しく登山をしたり、公園で愛犬を散歩させたり、秋にはキノコ狩りを楽しんだり――そうした当たり前の喜びを、脅威に怯えることなく享受できる地域社会を再建したいのです。
熊でも壊せない、最強のゴミ箱を。これが、私たちが導き出した共存の道です。
私たちは、熊との共存共栄が実現できている海外の先進事例も深く研究しました。そして、創業以来培ってきた金属加工の知識と技術を全て投入し、「熊でも決して壊すことができない高強度なゴミ箱」を開発するという結論に至りました。
長年の経験で培った板金技術を最大限に活かし、耐久性、機能性、そして設置の容易さを兼ね備えた革新的な製品を生み出すことで、熊を危険な人里から遠ざけ、彼らを「駆除の対象」から守る。
これこそが、私ども1976年創業の板金屋が、創業50周年を目前に、地域社会への感謝と責任をかけて挑む「共存」への道です。
皆さまの温かいご支援が、未来の「安心」と「日常の喜び」を形にします。
この挑戦を成功させるためには、皆さまのお力添えが不可欠です。 私たちの技術と情熱、そして皆さまの温かいご支援が一つになることで、きっと熊と人が共に安全に暮らせる未来を実現できると信じております。
どうぞ、私たちのクラウドファンディングプロジェクトにご賛同いただき、未来への「安心」と「希望」を、私たちと共に創りましょう。

